準決勝で利家を倒した大六天魔王の正体は、幸村が慕った信兄こと天魔信長だった。
海外視察で世界との力の差を感じて帰国した信長は、日本のバトスピの未来に危機感を抱き、妹のお市に命じて「バトスピ戦国チャンピオンシップ」を開催させた。大会の結果、信長を倒すような実力あるバトラーが出てこなければ、IBSAも不要と結論づけ、破壊の末の創造を考えていたのだ。
一方、決勝を前にした幸村は信兄が大六天魔王だったショックから立ち直れずにいた。
自分にバトラーの魂を教えてくれた信兄が、何故自分の前に敵として立ちふさがるのか、理解できないのだ。
そんな幸村を叱咤したのは兼続だった。準決勝で敗れたダメージをおして利家が託した「センゴク・タイガー」を幸村に渡し、バトルを挑む兼続。
その戦いで幸村はこれまで戦ってきたバトラー達の思いを背負って戦う使命に気づく。
そして、ついに幸村VS信長こと大六天魔王の決勝戦の幕が上がる。
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