赤轟山の頂上に着いた駿太の前に現れたのはかつての勇者、セキコ仙人だった。寅の十二神皇を譲ってほしいと頼む駿太に、セキコ仙人は「戦えない理由がある」ので「持っていけ」という。
しかし、岩に刺さったカードの周囲には結界が張ってあり、駿太はたどり着けない。
そこに駿太を追ってきたサンドラットが現れる。そして駿太の目の前で、結界をなんなく通り抜け、カードにたどり着く。しかし、カードを引き抜く事ができず、山から落っこちてしまう。
サンドラットが結界をすり抜けた事を不思議に思う駿太にセキコ仙人は迷いが原因だと告げる。
新たな十二神皇を得れば、勇者の使命で強敵と戦わなければならない。また、再び負けるかも知れない。その恐れに打ち勝てるか否か、駿太は試されていた。
勇気を振り絞って立ち向かう駿太は本当に怖いのは「バトスピが出来ないこと」だと気付き、恐れに打ち勝つ。
そして駿太はついに寅の十二神皇を手に入れる。