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ブルストムの母、涼子が見守る中バトルは進んでいく。優位に見えたヘリオストム親子だが、ブルストムのスピリットをヘリオストムが見殺しにするなど、不協和音が生じてくる。一方、ちぐはぐだったダンとクラッキーだが、ダンの危機をクラッキーがマジックで救うなど、連携が見えてきた。だが、ライフは5対2と状況は不利なままだ。
ヘリオストムは一気にスピリット3体を召喚してダンたちを追い詰めるが、対するダンはフラッシュタイミングでマジック「ヴィクトリーファイア」を使用、一気にスピリット2体を破壊し、残りのライフを1つ残して次につなげるのだった。
返しのターンでダンは「龍星皇メテオヴルム」でアタックし、相手チームの「楯機兵バルドル」を破壊しようとする。ところが、ヘリオストムはブロックしているスピリットの全てのBPを2000アップさせ形勢が逆転。しかし更にクラッキーのマジック「ウイングブーツ」によりバルドルのブロックを飛び越える。結果、ヘリオストム達のライフをメテオヴルムが直接攻撃する事になる。ブロッカーがいないヘリオストム達は、続く「大天使イスフィール」のアタックもライフで受ける。そして「龍皇ジークフリード」のアタックでヘリオストムは無意識のうちにブルストムをかばうようにしてその身に受けるのだった。
敗北したヘリオストムは、ナミーにさっさと壁の浮き彫りにしろと叫ぶが、引きずり込まれるヘリオストムの手をブルストムが強く引き、何とか防ごうとしている。ブルストムは人間のおかげで「家族」を知ったという。そして母の涼子も輪の中に入り、二千年の時を越えてヘリオストム家が和解したのだった。それを見たナミーは面白くない様子だ。魔ゐの仲間を一人ずつ消してじわじわ苦しめていこうと考えていたナミーだが、刺客のふがいなさに苛立ち、魔ゐと直接決着をつけることを決意するのだった。
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