時ははるか未来。異界グラン・ロロと融合し、切り離された地球に残った異界人の一部、異界魔族は人類との長い戦いの果てにその勢力を拡大、太平洋上に八番目の大陸を生み出した。バトルスピリッツでの勝利が時代を制する未来の地球で、抵抗軍を組織して異界魔族に対抗する人類は、過去から救世主となる人物を呼び出す。その人物こそ、かつて異界王との戦いで勝利したコアの光主のひとり、馬神弾 。ヴィオレ・魔ゐ改め、紫乃宮まゐに誘われ未来へ到着したダンはグラン・ロロでの戦いのような熱いバトルを渇望していた。
そこは西暦2650年の地球。カザンに召喚されたクラッキーも既にこの時代に来ていた。人類を勝利に導くための戦いを任されたダンは、この時代の六色全部のデッキを希望。その中にはダンが初めて見る「ブレイヴ」のカードも含まれていた。クラッキーの船「麗しのソフィア号」に乗り込んだダンはパイロットのユースとメカニックのプリムを紹介される。そして、東京上空に異界魔族の艦隊が出現した。「ゲートオープン! 界放!」とダンのコールで現れるバトルフィールド。ダンを載せたコアブリットはバトルフィールドに向けて射出される。対し、異界魔族の暴将デュックもコアブリットで出撃。バトルフィールドで対決する両者を異界魔族の月光のバローネが観戦する。アジアを支配するというデュックに「俺が勝ったら東京は諦めろ」と宣言するダン。二人のバトルが始まった。先手を取り次々にスピリットを召喚したダンは、デュックが繰り出した「重装蟲キャタバルガ」のアタックをライフで受け、久しぶりの痛みを伴うバトルに昂揚する。互いにライフを削り合う激戦の末、ブレイヴカード、「砲竜バル・ガンナー」を召喚したダンは、先に召喚していた「太陽龍ジーク・アポロドラゴン」とブレイヴさせ、ブレイヴスピリットでアタック。「ディオ・マンティス」でブロックしたデュックのライフを一気に破壊して勝利する。