ダン達を載せたソフィア号は、異界魔族の大陸・オクトを目指し飛行していた。 その頃、大小の領主がひしめく魔族の宮廷、魔光殿では、月光のバローネの審問が行われていた。人間に勝利しながら領土も奪わず、伝説の激突王を連行しなかったことで反逆罪に問われたのだ。バローネの非を責める幹部達だが、反省の色のないバローネを女王ギルファムは寛大にも不問に付した。バローネの部下イオラスは、暗闇のザジに人間の神話のイカロスの例えを出され「翼のイオラス」とおだてられる。そそのかされたイオラスは、ダンにバトルを挑む。ザジはイオラスを利用してダンの実力を見極めるつもりらしい。勝負に互いの身を賭けたイオラスの挑戦を受けて立つダン。赤のスピリットを召喚したダンに、イオラスはバローネのマネをして白のスピリットを召喚。その後も、バローネの戦い方をなぞるようにバトルをし、ノーガードで互いのライフを削りあう戦いを続ける。すると、ダンは「太陽龍ジーク・アポロドラゴン」を召喚し、「砲竜バル・ガンナー」をブレイヴ。バル・ガンナーのアタック時効果でカードを1枚ドローし、「ノーザンベアード」を破壊、イオラスの「ガドファント」も指定アタックで破壊する。対するイオラスは2体目の「ガドファント」と「翼神機グラン・ウォーデン」を召喚し、アタック。ブレイドラでブロックしたダンのライフを1つ破壊する。互いのキースピリットをレベルアップさせ、勝負に出るダンとイオラス。ダンはバル・ガンナーを分離し、新たに召喚した「刃狼ベオ・ウルフ」をジーク・アポロドラゴンにブレイヴ、畳みかけてアタックする。イオラスは、バローネ同様「ブリザードウォール」で防ごうとするが、ベオ・ウルフのアタック時効果でライフを2つ破壊され、その防御の隙を突かれる事になる。残るライフもバル・ガンナーで破壊され敗北。バローネから二度と姿を見せるなと言われてしまうのだった。