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ミカのショップにアフロヘアで正体を隠したチャンピオン・アラタが来る。来たるヒーローチャンピオンシップでも、チャレンジャーを倒してヒーロー第1号になる気満々のアラタ。そこへ雨が降ってきた。サファリの散歩中で雨宿りのハジメと、コブシ達と待ち合わせのテガマルが偶然鉢合わせする。
「一戦どうだ」とテガマルにバトルを申し込むハジメ。断られると、代わりに両親から聞いた話を打ち明ける。それは全国大会で使用する新しいバトルフィールドのこと。詳しいことは何も分からないが凄いらしい、と期待に胸を膨らませるハジメ。誰かに言いたくて仕方なかったらしい。結局肝心なことは聞いていないハジメにテガマルは、バトルフィールドはあくまでも舞台、そこでどんなバトルを見せるかが大事だ。情報は集めているかと尋ねる。公式HPには、全国6ブロックを勝ち抜いた代表が紹介されているが、ハジメが勝ち上がったハイランカーシードからの出場者は完全にダークホース扱いで紹介されていたからだ。テガマルは要チェックのカードバトラーだと、黄色ブロック代表の芹沢イサミに注目している。イサミがヒーローブレイヴデッキを使うブレイヴ使いだからだ。現在はバースト主流の環境。バースト使いのハジメも以前はブレイヴ使いだったが、色々なタイプのデッキも使って赤に落ち着いたのだ。赤使いはテガマルも一緒で、以前デッキを取り違えて、テガマルのデッキで戦ったことがハジメにはあった。二人は互いが経験してきたバトルを回想。テガマルの夢がお家再興だと思い出したハジメは、でっかくて凄い夢だなと感心する。テガマルは、自分が一族の末裔だと知った時、バトルスピリッツに引かれる理由が分かったと言い、一族に伝わってきた式神を操る感覚でスピリットの力を引き出すのが自分の使命だと話す。
雨が止んだ。ハジメとテガマルは全国大会での再会を期してショップを後にするのだった。
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