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バトスピショップに大噴火のヒデが現れた。テガマル組のコブシにバトルを挑むためだ。ヒデは、ヒーローチャンピオンシップ赤ブロック大会でコブシに負けた屈辱を、このバトルで晴らすつもりらしい。
十二宮Xレアを次々に召喚してアタックするヒデに対し、コブシはネクサス「聖者の樹の実」のコアブーストで対抗。コアを貯めてチャンスを掴むと反撃。互いのライフはコブシが残り3、ヒデは残り4となる。
だが、コブシは、ヒデのバトルスタイルに違和感を覚える。「お前は誰だ?」と問うコブシ。すると、自分はヒデの双子の弟だと明かすヒデジ。ヒデジは、兄のヒデがコブシに敗れてからバトスピを辞めてしまい、『燃えカスのヒデ』と呼ばれるようになってしまったのが悔しいのだ。リベンジを誓ったヒデジは、コブシを倒してバトスピを辞めさせるつもりだ。
だが、コブシは「風の覇王ドルクス・ウシワカ」や「グラント・ベンケイ」などの緑デッキを駆使して、ヒデジを圧倒する。自分は負けてもバトスピを辞めようと思ったことはない、と。
かつてハジメに敗れたことがあるコブシだが、その敗戦を糧にさらに強くなると決意していたのだ。コブシの気合いのこもったフルアタックを受けるが、辛くも双子座の「ジェミナイズ」を残そうとするヒデジ。テガマルは、そんなヒデジに、スピリットへの愛を認める。
大噴火のヒデは必ずバトスピに帰ってくる、と一度バトルした相手のことをとことん信じるコブシ。その心意気の入ったバトルに救われたヒデジは「ありがとう」といいながら、コブシのアタックでライフを全て失い、潔く敗れるのだった。
そんな弟のバトルを秘かに見守っていた兄のヒデは、バトルフィールドからショップに戻ってきたヒデジを暖かく迎えると、バトスピ復帰を告げる。そして、コブシやキマリと一緒に来年こそは世界大会に行くと力強く誓うのだった。
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