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新学期の門出中学校で、生徒会長選挙にキマリとカタルが立候補した。名生徒会長マナブの弟という肩書きが重荷になり、選挙戦で苦戦するカタル。ハジメは「選挙はお前のホントの姿が伝わればいいんだよ」とカタルを応援する。
一方、キマリには転校してきたタメルが作戦参謀につき、立花財閥の財力を背景にバックアップ。キマリは人気と実力でカタルを圧倒してしまう。
そして選挙当日。「候補者を見るには、バトスピを見るのが一番」という柴門校長の考えで、投票前にキマリVSカタルのバトスピが行われる。
序盤でバーストセットしたカタルは、アタックした「クダギツネン」が破壊されるが、その破壊が発動キーとなり、バースト発動。バースト召喚した「光の覇王ルナアーク・カグヤ」と「ネコマーダ」のアタックで、キマリのライフを一気に削った。
残りライフ2とされたキマリだが、観衆の応援を受け、健気を装って立ち上がると、「呪の覇王カオティック・セイメイ」を召喚。召喚コスト確保のためせっかく揃えた「ストロゥ・パペット」3体を全滅させる。情け容赦ない仕打ちにドン引きするハジメ達。
一方、カタルは「ルナアーク・カグヤ」でアタック。だが、破壊されたキマリの「カオティック・セイメイ」は、【呪滅撃】の効果で相手のライフのコアを1個トラッシュに置くと、回復状態でフィールドに戻ってしまった。返しのターンでカタルのライフを残り2まで削ったキマリは、トドメを刺さずにターンエンドする。
懸命に学園に尽くした兄を見習い、自分も生徒会長になりたいという決意のカタルだが、キマリはそれもカタル個人の事情だと一喝。カタルのアタックによるライフ減少で「魅惑の覇王クレオパトラス」をバースト召喚すると、続くターンでマジック「冥皇封滅呪」を使用して、カタルを圧倒。勝利する。
だが、投票の結果、勝者はカタル。生徒会長にはカタルが就任した。
バトルの最中、カタルが言った『生徒会長になれなくたって皆の為にコツコツやればいい』という一言が生徒の心に響いたからだった。
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