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青の世界を目指すヴァイオレット号。その前にゲートが出現し飛び込んでいった。青の世界に現れたヴァイオレット号は近くのカードスタンドに寄った。住民は2メートルを越す巨人ばかりで、周囲は堅牢な城塞都市が広がっていた。
グラン・ロロチャンピオンシップが開催される為、多数のカードバトラーが集結し、その中には裏Ｘレアカード目当ての硯の姿もあった。一方、魔ゐとダンはまた言い争いを始める。異界王の支配から解放するべく共に戦おうというダンと、それをすると得する事があるのかと反発する魔ゐ。それを見ていた一人の男がダンに声をかけてくる。男の名はジュリアン。元赤の戦士でマギサと知り合いらしい。彼の切り札は「龍星皇メテオヴルム」。ダン同様「激突」を活用し勝利をおさめていた。だが、異界王に幾度となく破れてその自信は費え、メテオヴルムを封印したのだという。ジュリアンはダンに対して異界王に挑んでも敗れるだけだと忠告する。
その態度にダンはいつもの熱さで詰め寄り、ジュリアンにバトルを申し込んだ。先攻はジュリアン。スピリットを召喚するも、アタックしてこないジュリアンだったが、聖皇ジークフリーデンを召喚する。ジークフリーデンは赤と白のダブルシンボル。ジュリアンは、自分はもう赤の戦士ではないと語る。ジュリアンはジークフリーデン召喚時の効果で、相手スピリットを破壊し、一斉攻撃に転じた。ダンは一挙に4つのライフを失う。バトルの最中、ダンはジュリアンになぜ異界王への挑戦をやめたのか問う。疲れたと答えるジュリアン。結局、メテオヴルムが出ぬままバトルは中断。バトルを終えたジュリアンはマギサにメテオヴルムのカードをダンに渡して欲しいと頼む。ダンに心を打たれたジュリアンは、激突王・ダンの力になれるよう異界王に通じるゲートを探してみようと話すのだった。
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