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ダンたちの前に大男が現れ、箱入りのチョコを差し出す。マギサにもチョコが差し出されるが、先に食べたズングリーはあまりのおいしさに苦しみだすほどだ。マギサも一つ食べてみると、突然「おめでとうございます」と声をかけられた。大男の肩の上で小さな白猿の「ロッチ」がしゃべっていた。
聞けば大男はカカオン王国の王でカカ・オマス・ハナジ・ブー・ガーナといい、カカオン王国では求愛の印に「こちょれーと」を差し出し、それを食べた相手は求婚を受けたことになるのだという。そんな風習は知らない、なかったことにしようとマギサは魔法を使って逃げようとするが、青の世界は石造りの世界で壁が厚く、出涸らしの魔法では逃げ切ることができなかった。
ダンの対戦相手はなんとガーナ。ロッチの背後には花嫁姿のマギサとズングリ―囚われている。ダンは自分が勝ったらマギサとズングリーを自由にしろというと、ガーナはそのかわりダンが負ければダンとクラッキーを自分の僕(しもべ)にすることを条件にしてくる。お互いが条件をのみバトルが始まった。ガーナは緑のカード使い。「神速」の効果を活用し、蛮騎士ハーキュリーをわずかコスト1で召喚する。さらにダブルシンボルのXレア「カイザーアトラス皇帝」を召喚しアタックする。ダンはジークヴルムとマジックをあわせブロックしようとするが、ガーナはフラッシュタイミングでカイザーアトラス皇帝のBPを上げ、ジークヴルムを打ち負かす。ダンのライフは残り一つ。マギサやズングリーはあきらめ始めるが、クラッキーはそれを諭す。みんなの応援に応えるかのように、ダンはメテオヴルムを引き当てる。ダンは早速召喚し、アタックを宣言。ダンはメテオヴルムの「激突」とレベル3の効果でカイザーアトラス皇帝を指定し破壊。これを機にダンはガーナに勝利、マギサとズングリーも無事開放されるのだった。
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