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黄色の世界で魔ゐの行方を捜すダンたち一行。だが、手がかりはまったくない状態だ。 異界王の城では、華実追跡を中止する命令が下された。そしてレオンは異界王の姿を見て驚愕する。ダンとのバトルによって異界王が若返っていたからだ。
旧ブルストムの城。王冠を戴いた硯がくつろいでいる。そこに勇貴が現れ、硯の力を借りたいと願いでたのだ。レオンやブルストム、異界王配下の者たちが妙な動きをはじめているというのだ。協力するか否かバトルで決することになる。硯が勝利した場合は、勇貴の「鎧神機ヴァルハランス」と「神機グングニル」を譲り渡すことが条件だ。序盤、硯はネクサスを配置して様子を見る。こう着状態が続く中、硯はまたしても同じネクサスを配置し、さらに「巨人大帝アレクサンダー」を召喚してアタックする。対する勇貴はライフで受ける。そして今までとは違い、初めてその痛みを感じる。これまで華実の力が勇貴を守っていたのだ。それを見た硯は勝てると確信する。そして【強襲】を発動することにより、一体のスピリットで3連続攻撃を仕掛ける硯。だが、勇貴は負けるわけにはいかないと凄みのある表情を硯に向け、白のマジックを駆使して耐える。対する硯は青の世界を誰にも渡さないという想いがある。そして硯は「機動要塞キャッスル・ゴレム」を召喚し、勇貴のデッキから合計15枚を破棄させる。さらに、もう一体「キャッスル・ゴレム」を召喚し、またもや15枚破棄。ついに勇貴のデッキはゼロになり敗北が決まった。
硯は勇貴に対し、負けた理由を「華実を助けたい気持ちが大きく、バトルに歪みが生じ勇貴らしくなかった」と言う。勇貴は約束通り二枚のカードを硯に渡す事になる。負けてカードを失った勇貴だが、心に刻んだ痛みにより精神的な成長を遂げる。
一方のダンは、華実の力とドラゴン達の咆哮によって生気を取り戻すのだった。
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