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ズングリーは無邪気にバトスピの話をするが、ダンは「バトルはしない」と拒否をする。クラッキーは、ダンを助ける為に囮になった魔ゐが報われないと呟く。ダンはその言葉に揺れながらも気持ちは変えられない。異界王に敗北した恐怖が心を支配しているからだ。
一方、魔ゐの行方を調べていたセルジュは、紫の世界でナミーに捕まっている事を知る。ナミーは魔ゐのライバルにしてセルジュの元主人だ。早速、助けに向かおうとするヴァイオレット号の前に金獅子號が立ち塞がった。そしてレオンは、華実をはじめ全員を捕えようとする。そこに元赤の戦士・ジュリアンが現れ、バトルをせずに捕えるのは異界のルールに反すると割って入ってきた。すると今度は剣蔵が、この事態を招いた責任は自分にあると言い、レオンにバトルを挑むのだった。ジュリアンは拒否するダンを「お前は見なくてはならない。コアの光主として…彼の仲間として」と言い強引に戦いの場へ連れていく。
剣蔵は早々に「剣王獣ビャク・ガロウ」を召喚しレオンを牽制する。それはコアを増やしていくコアブーストを見越した作戦だ。対するレオンは剣蔵を見くびっていたことを反省し、2体Xレアを召喚させ形勢を逆転。さらに一気に止めを刺しに行く。すると剣蔵はダンから学んだ決して諦めない気持ちと、持ち前のテクニックでその攻撃を凌いでいく。最初は目をそらしていたダンだが、その姿勢に感化され思わず大きな声で剣蔵を応援するのだった。力強さを取り戻したダンに、赤く輝くシンボルが現れる。赤の戦士・ダンの完全復活だ!
一方、ヴァイオレット号のコアシステムには、クラッキーの黄色、剣蔵の緑、そしてダンの赤の光が注ぎ込みその力を増していた。さらに華実がヴァイオレット号に力を加える。レオンのアタックにより剣蔵は負けてしまうが、パワーが上がったヴァイオレット号でダンと剣蔵達を救出しフルスロットルで金獅子號から逃げることに成功するのだった。
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