魔族の子、アンとファンにダンがソフィア号の食料をすべて与えてしまった。食料の補充を依頼したクラッキーに、カザンはステラと剣蔵を派遣。旧チベット地区のテランでの合流を命じる。一方、バローネ支配下のローマで冷遇されていた人々は、「月光龍ストライク・ジークヴルム」を破壊した、救世主ダンに一縷の望みをかけ始める。そんな時代の変化を危惧するジェレイドはバローネに、領土からの外出禁止を言い渡すが、バローネは聞く耳を持たず、デュックからの呼び出しを受け、ヤルタへ向かう。 ダン達と合流した剣蔵は、テランに地球滅亡回避のヒントがあると知らせる。古びた五重の塔に入るダン達。塔は人類以前の神話時代のもので、マザーコアを囲んだ12星座の壁画があった。異界見聞録には、12星座は神々を意味し、神々の戦いが世界の誕生と関わっていると記されている。地球は闇の勢力に勝利した光の神々が、勝利を記念して作り上げたものらしい。その時、天井の穴から差し込んだ光が青のシンボルに変化、1枚のXレアカードに変わった。カードを手にするダン。青い光の中に12宮Xレア「天蠍神騎スコル・スピア」が現れた。剣蔵はそのXレアをダンに持っていて欲しいと頼む。極点の神殿を発見し、12宮Xレアを集め、星々の力を地球の中心核に打ち込めば、滅亡が回避されるらしい。カザンは残り11枚の探索をクラッキーに命じる。ダンは星の力で内部のコアを破壊した場合、魔族が無事か気になる。だが、魔族を心配するダンにユースが反発し、ソフィア号を飛び出してしまう。同じ頃、ヤルタでバローネとデュック、ザジが密会を行っていた。呼び出したのはザジだ。3人で三国同盟を作ろうと誘うザジ。ジェレイドが異界魔族女王の失脚を狙っているという。バローネとデュックはそれぞれの理由で同盟に加わる。一方、強くなりたいと願うユースは、まゐの説得でソフィア号に戻るのだった。