デュックに奪われた領地を出ていくルガイン一族。母のシーマは息子を手荒く激励する。
東京に帰還したソフィア号。ダンはバローネを見舞う。ゾルダーは負傷したダンの腕を診て「当分ドローも出来ねぇ、諦めて養生しな」と忠告。そこへ、カザンからまゐとダンに会わせたい男がいるとの通信が来る。クラッキーも交えた3人の前に現れたのは、人類軍が誇る凄腕の情報部員だと紹介された硯だった。再会を喜ぶダン達。硯は十二宮Xレアの情報を得てアフリカでダン達を待っていたのだが、待ちきれずにやって来たのだ。
ダンのケガを診た硯は、針治療を施す。すると痛みがなくなり驚くダン。以前、魔族に襲われた時にも針治療で切り抜けた硯は、その礼に十二宮Xレアの情報を貰ったという。新たな十二宮Xレアは双子座の「魔導双神ジェミナイズ」。改めて奪われた3枚の十二宮Xレアを取り戻さなければと焦るダン。そんなダンに硯は肩慣らしのバトルを挑む。
ダンとバトルをしながら、異界王を倒した後の状況を回顧する硯。人類を救った光主として祭り上げられたものの、次第に怪物のように扱われ、有名になった自分達をスケープゴートにしようとした人間達。ダンと勇貴はその事態を何とかしようとしたが…。一方、硯はその喧噪から逃れ世界中を旅することを選んだ。そんな時、剣蔵に未来を救ってくれと呼び出されたという。バトルスタイルを変えた硯は、ジェミナイズを召喚。マジックを操る十二宮Xレアでダンを追い詰めるが、あと一歩及ばない。「太陽神龍ライジング・アポロドラゴン」を召喚したダンは「武槍鳥スピニード・ハヤト」を召喚してブレイヴ。そのアタックとブレイヴ時効果でダンは硯に勝つ。そんな硯の腕を見込みカードバトラー隊にスカウトするゾルダー。硯は断るが、ゾルダーが百瀬勇貴の生まれ変わりと教えられ驚く。一方、バローネのゲノム解読結果で、魔族と人間は同じ生物という新事実が判明する…。