人間と魔族のゲノムが一致。同じ種族との事実を、目覚めたバローネにも伝えるダン。剣蔵は遠い古代に異界グラン・ロロに入り込んだ人類が環境に適応した結果だと推測する。ゾルダーはその情報を公開しろと言うが、カザンは徹底した秘匿を全員に命じる。
そんな時、北極点が消失(ポールロスト)した。神殿にある神々の砲台が探せないため、十二宮Xレアが揃っても次の手が打てなくなる。しかしゾルダーは、魔族も人間も条件は同じだと悠然と構える。一方、デュックは女王ギルファムへの絶対的忠誠を求め、十二宮Xレアを見つけねば制裁すると魔族の領土に示威行動を続ける。沸き起こるギルファムへの不満を握りつぶすジェレイド。魔族と人間達は、互いの種族を恐れる不穏な悪循環に陥っていく。
一方、魔族と人間が同じ種族だと言う事実に、誇りを傷つけられ憤るバローネ。ダンは、「月光龍ストライク・ジークヴルム」を見せ、「魔族にも人間にもカードは平等だろ」という。まゐも、ダンの力になれる魔族はあなたしかいない、と訴える。「お前じゃなきゃいけないんだ」と重ねるダン。そんな3人の元へ、イオラスが帰還する。
魔族が人間と同じ種族だと知り、混乱したユースは、硯に正直な気持ちを話す。硯は迷いの中で目に見える世界が全てじゃないと気づいた時、自分からコンタクトしたと答える。ユースにも、君自身が聞いてご覧、と促すのだった。
魔族側でも動きがある。ジェレイドに泳がされているとは気づかぬフローラは、スパイを続ける中で、ギルファムから呼び出される。また、謎の男イザーズは、ザックにバローネに渡して欲しいとカードを一枚託す。それをバローネのためにと、引き受けるザック。
一方、まゐはダンを気遣いながらも、対ブレイヴキラーデッキの組み具合をたずねる。難しいと答えるダン。そんなダンの傍で、フローラからギルファムが孤立させられているという連絡を受けたバローネは、ギルファムに会う決意をする。