バローネと再会後、センチュリオン号に身を寄せたザックは、ゾルダーに促されダンとバトルをすることになる。ザックはダンをなじる。人間の希望、救世主だと信じたのに魔族の女王と手を結んだのは裏切りだと。立て続けにダンのライフを削り、残り1つに追い込むザック。そこへ、父デュックに国を追われたルガイン一行の船が通りかかる。
一方、反撃したダンは、バローネから託された「月光龍ストライク・ジークヴルム」を召喚する。まさかの展開に絶句するザック。魔族のバローネが『我が友』と呼ぶキースピリットを託すほどダンを信頼しているのか…。ダンの正義を考えざるを得ないザック。さらにダンは、バローネのブレイヴ「セイバーシャーク」を召喚して、「俺はみんなの希望になるつもりはない、ただ、この地球を救いたいだけだ」と正直に話す。「ストライク・ジークヴルム」に「セイバーシャーク」をブレイヴさせるダン。「ディノニクソー」をストライクの【合体時】効果で指定されたザックは、マジックカードを立て続けに使用してBPを上げ、辛くも相打ちに持ち込む。だが、続くターンでダンは「太陽神龍ライジング・アポロドラゴン」を召喚してアタック、ザックのライフを削る。人間のダンと人間の自分が戦っている不毛さを肌身で感じるザック。「魔族の女王と話し合うことで救える者は魔族も人間も全て救う」と断言するダンに完敗したザックは、「魔族と協力して地球を救う道を探す」ことを選び、バローネに報告する。ルガインはそんなザックに協力を要請。魔族と人間が協調した国作りを考えていたのだ。そんなルガインの着想に感嘆するユース。
そこへ、魔光殿に潜入していたフローラから、魔族同士の仲間割れを報せる連絡が来る。まゐは、ダンの噂と魔光殿の混乱に、何者かの陰謀を感じ取る。