地球の危機で魔族達を混乱させ、言葉巧みに女王に退陣を求めるザジとジェレイド。その策謀をかわそうとするルクレチアとギルファムだが、眼前に突如デュックが帰還した。
一方、バローネの勝利で魔光殿のバリアが消え、突入するダンとバローネ達だが、魔光殿内にギルファムの姿はない。その時、衝撃が一同を襲う。魔光殿の電磁障壁が破壊され、大挙して魔族船団が傾れ込んだのだ。内部に入ったバローネの仕業と疑う部下に対しメムノンはそうではないと諭し、クラッキーとゾルダーの協力を受け入れる。
同じ頃、デュックは魔光殿から連行しようとして従わぬギルファムを手に掛ける。驚くフローラにも迫ろうとした時、ダンとバローネが駆けつける。だが、ギルファムは既に息絶えていた。その場に現れたジェレイドは、ダン達を犯人に仕立てようとする。フローラの真実を告げる主張に対し、ジェレイドは対抗策を用意しており、まんまとダン達を犯人に仕立て上げてしまった。ジェレイドの汚い行為に怒ったユースは、両親の仇と斬りかかるが、阻まれた上、覚えていないと言われてしまう。悔しがるユース。ユースを庇ったダンは、「魔族は人間がグラン・ロロで進化した姿だ」「事実を女王に告げに来た。地球に生きる人間どうし、憎しみ合ってる場合じゃない。十二宮Xレアを全部見つけて、リセットを回避しなくちゃいけない」と訴える。ザジは、魔光殿からの脱出を賭けたゲームに勝てば、ダン達の言うことを信じてもいい、バトルスピリッツでタイムリミットを設ける、と言い出す。バトルを買って出たダンは、バローネに皆の脱出を任せる。デュックとダンのバトルが行われる中、救出に向かうソフィア号。妨害に動く魔族船団を見たメムノンは、クラッキー達に手助けを申し出る。
一方、ブレイヴキラー「滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ」を召喚したデュックに対し、「金牛龍神ドラゴニック・タウラス」を召喚してアタックするダン。その勝敗の行方がバローネ達の命運を握っていた…。