女王の訃報と魔族が本当は人間と同種族だという事実は、迫り来る地球の危機に恐怖を増幅させ、魔族達を混乱させる。バローネはイオラスを連れてルガインとザックの島にいるダンに会いに来ると、「魔族は人間と行動を共にすることが出来ぬ。俺が勝ったら、俺はお前と袂を分かつ」と、決別を宣言しダンにバトルを挑んだ。
序盤でネクサス「光の聖剣」を配置したバローネに対し、「ヴェロキ・ハルパー」でアタックしてライフを削ったダンは、十二宮Xレア探しを優先すべきだというが、魔族をまとめるというバローネの決意は変わらない。互いにライフを削り合うバトルの応酬の末、ダンもバローネもキィスピリットを召喚。ダンは「太陽神龍ライジング・アポロドラゴン」に「極星剣機ポーラ・キャリバー」をブレイヴさせた上で、レベル3にアップした「モルゲザウルス」でアタック、バローネのライフを残り1に追い込む。なおも地球の未来の為に戦おうと訴えるダンだが、バローネはこのままでは魔族が混乱の末に自滅しかねない、その混乱が十二宮Xレア探しの妨げになる、と冷静に分析していたのだ。驚くダンに、畳みかけるようにノーコストで「ジェット・レイ」を召喚したバローネは「月光神龍ルナテック・ストライクヴルム」にブレイヴさせ、ブレイヴアタック。マジック「アイシクルアサルト」も使用し、BPでダンを逆転。すかさず、ダンも白マジックの「マジックブースト」を使用して逆転しようとするが、地球の危機回避後に魔族が混乱していると人間に攻撃する可能性を危惧するバローネは、「光の聖剣」レベル2の効果で【氷壁:白】を発動。「ザニーガン」を疲労させて白マジックを無効とし、ダンのブレイヴスピリットを返り討ちにして勝利する。十二宮Xレア探索を信頼するダンに託したバローネは、オクトへ帰還していく。そんな中、まゐは突然バローネに同行してしまうのだった。