ブレイヴスピリットで「魔導女皇アンブロシウス」を指定アタックして破壊するダン。イザーズは「冥王神獣インフェルド・ハデス」と「天王神獣スレイ・ウラノス」を召喚。ダンの「サジット・アポロドラゴン」を手札に戻すと「蛇皇神帝アスクレピオーズ」でアタック。ダンのライフを一気に削る。「アスクレピオーズ」は滅びた獄龍隊の迷える魂から生み出された背徳のカードだった。「サジット・アポロドラゴン」を再召喚してブレイヴさせ、「スレイ・ウラノス」「インフェルド・ハデス」を破壊するダンだが、イザーズはダンのデッキ破壊を敢行。そして怒涛の連続アタックにより、ダンのライフを残り1まで追い込むが、返り討ちでスピリットを破壊され、手札もなく万策尽きる。「逃げるか?」と問うダンに「暗闇のザジは逃げる。だが、イザーズは逃げない」と踏みとどまるイザーズ。その身の上は、心を殺して豊かさを得ては仕えた魔族や人間を裏切り破滅させてきた凄惨なものだった。全ては部下でもある三日月達と三人で生き延びるためだったが、ダンは同じように心の闇を抱えた異界王には及ばないと断じる。「トレス・ベルーガ」を召喚してダブルブレイヴさせたダンは、ブレイヴスピリットのトリプルシンボルのアタックでイザーズを敗北させる。だが、そのバトルがイザーズと三日月達の心を救うのだった。
女王ギルファムは生存を明かし、魔力の駆使で全人質を解放。避難船は各地へ魔族の移送を再開し、イザーズも領民の避難を決断する。
南極では、ステラが指揮して神々の砲台を始動させるためのバトルフィールド牽引作戦を開始する。
その頃、ダンは研究室で異界見聞録を開き、幻の異界王の城の中で異界王と語り合う。異界王の理解者、後継者として、未来のための決断をダンに確認して異界王の幻は消える。そして、現実に戻ったダンの元に魔ゐがバトルフィールドで待っているという連絡が入る。