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対峙しているダンとブルストム。ダンが勝てば異界王へのゲートが開かれるが、負ければ勇貴のしもべとなるルールだ。浮遊観覧席では魔ゐが華実の面倒を見ているが、ズングリーは自分の家族をひどい目にあわせた華実を看病していることが許せない。
ブルストムは勇貴の白のスピリット「神機グングニル」を召喚する！さらにブルストムは鎧神機ヴァルハランスを召喚。この二体は白の世界の王者が持つ鎧と槍。ブルストムを倒すことは勇貴を倒すことにつながるのだ。ダンはXレア「龍星皇メテオヴルム」を召喚し「鎧神機ヴァルハランス」を倒すも突破口が開けない。
激しいバトルに反応して華実の髪がうねり、フィールドにまで波紋が広がる。勇貴はようやく華実が魔ゐたちの元にいることに気がつくのだが不敵な笑みを浮かべるだけ…。
ブルストムはフラッシュタイミングでマジックを使い、ダンのスピリットを破壊していく。
なおも続く青のXレア「巨人大帝アレクサンダー」を用いたバトルに、華実は一層苦しげな様子だ。華実の事が納得いかないズングリーだったが、その様子を見ていられなくなり、ダンに向かってバトルをやめるよう叫ぶのだった。しかし、ダンは覚悟を決めたかのように不敵な笑みでルールに従うといい、ブルストムの攻撃をライフで受けるのだった。
バトルが終わりダンの元にズングリーたちが駆け寄ってきた。そこで勇貴は自分の計画のせいで華実が苦しんでいたことに気づく。勇貴はマギサの前に歩み出て、華実をしばらく預けたいと託すのだった。ダンは負けたものにもルールがあるといい、素直にカザンたちに連行されていってしまう。ダンが居なくなったクラッキー達だが、自分たちにも新たな役目が出来たようだと話す。複雑な事ばかりで困惑するズングリーはダンが去っていった空を見上げるしかなかった。
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