新たなソードブレイヴを求め、氷の大陸ザムーラの白き騎士の城塞に到着するツルギたち。だが、城塞には幽霊の噂があり、城塞の扉は開かない。そこに現れた考古学者のルベルは、「城のあるじの力を受け継ぐ者にのみ扉は開かれん」という伝説と、白き騎士で英雄ヴァルガスがかつて十二人のソードアイズを集めて、戦いに明け暮れる世界を救おうとした事を話す。ヴァルガスも光の白きソードアイズだった。
一方、スオウに説得されたハクアは、白き騎士の城塞まで来るが、中に入るのを拒む。以前に忍び込んだ時、幽霊に話しかけられ逃げた事があったのだ。その話を聞いたルベルがハクアのメガネを取る。するとハクアの右目にソードアイが輝き、城塞が扉を開けた。
大広間にいたドロイドの執事セルジャーは、入ってきたハクアを確認すると城のシステムを起動し、ハクアをヴァルガスの後継者に登録。光の白きソードブレイヴ「天空の光剣クラウン・ソーラー」を渡そうとする。しかし、盗賊の正体を明かしたルベルが「クラウン・ソーラー」を奪って逃げてしまう。
セルジャーは、「クラウン・ソーラー」が戻るまで、ハクアをコールドスリープして保護しようとする。それを止めようとバトルを挑むツルギ。
いにしえのデッキでバトルに応じたセルジャーは、バトル中にヴァルガスの伝説を語る。ソードアイズを集めようとしたが故に、権力を奪われると怖れた各国の王から攻撃を受け、幾多の戦いで勝利したヴァルガスだが、結局ソードアイズは現れず、孤独と失望に苦しみ、自身がソードアイズである事を憎みながら城から去ってしまったという。
悲劇を繰り返すまいとハクアを保護したいセルジャー。ありがた迷惑のハクア。
一方、ヴァルガスの話を聞いて志を継ぐと誓うツルギは、セルジャーに勝ち、セルジャーはツルギたちにハクアを託すと機能停止するのだった。
ツルギたちは、奪われた「クラウン・ソーラー」を取り返す為、ルベルを追う。
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